【愛犬の口臭改善】かわいい愛犬の口が臭い!その原因と対策方法の解説




いつ見てもかわいい愛犬、動きも、もちろん外見も気に入っているのに、近くに来ると口が臭くて辛い、そんな悩みを持つ愛犬家の方が多くいます。

しかし、愛犬の口臭もきちんとした対策をすることで改善することは十分可能です。
今回、愛犬の口臭の原因と対策というテーマで、主な原因と思われる3つを紹介します。

そして、その具体的な対策について、項目ごとに解説します。
これを読んで対策を行えば、きっと愛犬が近づいても快適に過ごすことができるでしょう。

愛犬の口臭の原因:口の中の乾燥

愛犬の口臭の原因として、最初に疑うのが口の中の乾燥です。

犬の口は通常多くのだ液で満たされ、常に潤っています。
しかし、様々な要因で口の中が乾いてしまうとだ液がとても濃くなってしまい、だ液特有の悪臭が出るようになります。

この口内の乾燥が原因だと思う匂いは「生臭さ」、「魚を食べさせていないのに魚臭さ」を感じた時です。

これは、どこも問題のない犬であっても起こる口臭で、特に暑い季節に体温調節でしきりに舌を出して呼吸するときに起こります。

舌を外気にさらせば体温は減るものの、当然舌や口の中はしっかり乾燥してしまいます。
それに口を開いているので新しく出てくるだ液も外に出たり、乾いたりしてしまうのです。
こういった状況になってしまうことで冒頭のような魚臭さ、生臭さが出てしまいます。

水の飲む量、室温などを調整する

口の乾燥が原因で口臭が出ている場合の対策は、飲む水の量のチェック、室温や生活している場所の気温のチェックといった簡単なもので十分対応できます。

水の量は、冬と同じ量だとどうしても少なくなってしまうので、多めに、しっかり飲ませるようにしましょう。
そうすることで体温も下がって舌を出す機会が減るだけでなく、だ液もしっかり出るようになるので口の中の乾燥もかなり改善されます。

また、室温も舌を出さない程度の低めの温度に設定して快適な環境を与えるようにしましょう。
真夏の外での飼育は、犬にとって、かなり過酷なのでなるべく室内に入れて快適な環境にすることで乾燥による口臭の改善が期待できます。

愛犬の口臭の原因:歯の病気や口の病気

次に疑うのが歯の病気や口の病気です。

これは犬の口臭で最も多いとされています。
代表的なものが歯周病で、これは歯の肉(歯肉)の炎症以外に歯自体や歯を支えるスジ(じん帯)、骨にまで炎症が出ている状態です。

もともと、ヒトに比べて犬は歯垢や歯石といった歯周病菌や菌が生み出す物質ができやすい性質を持っています。
そのためヒト以上に急速に歯垢や歯石ができていき、それらが歯周病を悪化させ、口臭を生み出します。

3歳以上の犬の8割がこの歯周病を持っているとされ、非常に多い歯や口の病気です。
この病気特有の悪臭が「腐敗した臭い」です。
これは歯石や歯垢が生み出している臭いで、こういったものを感じたら、まず歯周病を疑いましょう。

私の愛犬もとんでもなく口が臭くなった時があったのですが、歯の根元が炎症して悪臭を放っていました。
その時は病院へ行き、抗生物質と炎症止めを処方してもらい治りました。

まれですが、歯周病以外に口の病気として腫瘍があります。
口の中のできもののことですが、良性のものと、がんになっている悪性腫瘍扁平上皮癌、悪性黒色腫、線維肉腫といったものがあります。

良性のものであれば、口が動かしにくいなどの影響だけで済みます。
しかし、悪性のものでは痛みや食欲低下、頻繁に食べこぼしをすると言った影響もあります。
これらも歯周病同様に腐敗臭がするので注意しましょう。

病院で診てもらう、口腔ケアをする

口や歯の病気による口臭の対策として挙げるのが、病院での口内チェック、自宅での口腔ケアです。

動物病院に行けば口の中の環境もチェックしてくれるので、状況によって歯石の除去や腫瘍の有無の診断とその治療を行ってくれます。

自宅での口腔ケアは、ヒト同様に重要です。
主に歯ブラシと噛み刺激の2つの対策が有効とされています。
歯ブラシは食べかすを口の中から除去する意味で行います。

ただ、犬の歯はヒトとは歯並びが違うことによってブラッシングも異なるため、可能であれば動物病院やトリミングサロンで指導を受けたり、歯磨き教室に参加しましょう。

そうすることで適切なブラッシングを行うことができるようになります。
歯ブラシ以外では歯磨きシートによる拭き取りや噛み刺激を与えます。

例えば犬専用のガムのようなものを噛ませたり、タオルやロープを噛ませて引っ張りあったりすることも有効です。
これらの刺激でだ液が分泌されて歯垢が流されたり、噛ませて付着させたりして歯垢を除去することができます。

最初は抵抗する犬も多いので、ご褒美でしつけをして慣れさせていくと、口臭や口内の健康を保ちやすくなるでしょう。
ただ、やはりブラッシングが一番効果的なので自分でできるようにするか、トリミングサロンや病院でやってもらうようにしましょう。

愛犬の口臭の原因:内蔵の病気

口臭というと口周りを気にしてしまうことが多くあります。

しかし、中には内蔵の病気やトラブルからくるものもあるのです。
そんな内蔵の病気やトラブルからくる口臭も紹介していきましょう。
内蔵の病気からくる犬の口臭、これは主に口臭の種類によって原因がある程度判断できます。

まず、アンモニアのようなにおいの場合は腎臓や肝臓の病気が疑われます。
本来は尿などで排出されるものが体内にとどまってしまって口から出てくる口臭です。

フンのにおい、いわゆる便臭がする場合は便秘など腸のトラブルを起こしている場合があります。
重度の口腔内の汚れや問題のケースもありますが、口内に問題がない場合は内臓の病気として考えられます。

具体的には、便秘や腸の疾患が考えられ、腸が詰まっていたり、ねじれていたりすることも珍しくありません。

こういった状況の場合、口臭だけでなく、腹痛を訴えたり、下痢をしていたりと言った症状も見られます。

最後が口から酸っぱいにおいのする場合です。

この臭いの場合は、胃腸の不調が疑われ、胃酸分泌が過多になっていることが疑われます。
また、胃炎などの可能性も否定できません。
この場合は感染症、異物、中毒、古いドッグフードの摂取などが原因になって起こっている場合があります。

このようにアンモニア臭であれば腎臓や肝臓の病気、フンのようなにおいであれば口内のトラブルや便秘、腸の病気、そして酸っぱいにおいであれば胃の病気が原因として疑われます。
単に不快なにおいと判断せずに具体的にどんなにおいかイメージしてみましょう。

これら内蔵の病気からくる口臭の対策は基本的に病院へ連れていくことです。
特に嘔吐や腹痛、それに下痢や軟便と言った症状が出ている場合は、早めに受診するようにしましょう。
そうすることで適切な処置を受けることが可能です。

また、内蔵の病気ではありませんが、夏場は熱中症が起こり腐敗臭を出している犬もいますから、そういった場合も十分な水を与えて、病院を受診してください。
基本的に内蔵の病気からくる口臭に関しては、自宅でのケアや対策が行いにくいことがほとんどです。

そのため、早く動物病院へ連れていき、しかるべき処置を受けるようにするのがおすすめです。
そうすることで犬の健康の回復が期待でき、不快な口臭を出すことも大幅に減るでしょう。




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