カナガンは栄養価が高く、世界的に評価されているドッグフードです。
しかし、どんなにいいと言われている商品でも、安全面に問題があると食べさせたいという気にはなれませんよね。
そこで、今回はカナガンのドッグフードは本当に安全なのかを犬の管理栄養士の資格を持つ私が解説していきます！
原材料から品質管理についての安全性の他に、カナガンと相性の悪い犬についても解説しているので、ぜひ最後までご覧になり参考にしてみてください。
この記事を書いた人
保有資格：小動物看護士/ペット販売士/トリマーB級/ハンドラーC級/訓練士補/二級愛玩動物飼育管理士/動物取扱責任者/犬の管理栄養士/ペットフードアドバイザー1級/少額短期保険募集人
第一種動物取扱業：第225818003号 保管 動物取扱責任者：山本星海
JKC公認トリマー養成機関卒業。Dog salon Star seaを経営しながらドッグフードベストわんを運営。トリマー歴10年目。愛犬：トイプードル2匹
目次
カナガンドッグフードの基本情報
カナガンは現在ドライとウェット、2タイプのドッグフードを販売しています。
ドライは味にも種類があるので、まずは商品の種類や内容量、値段などを見ていきましょう。
| 商品名 | カナガンドッグフード チキン | カナガンドッグフード サーモン | カナガンデンタルドッグフード | カナガンドッグフード チキン ウェットタイプ |
| 内容量 | 2kg | 2kg | 2kg | 1缶400g |
| 対象年齢 | 全年齢対応 | 全年齢対応 | 全年齢対応 | 全年齢対応 |
| 商品価格 | 当サイト特別価格 初回2,519円 通常価格：5,038円 定期価格：4,534円 | 当サイト特別価格 初回2,519円 通常価格：5,038円 定期価格：4,534円 | 通常価格：5,852円 定期価格：5,266円 | 通常価格：3,784円 定期価格：3,405円 |
| タイプ | ドライタイプ | ドライタイプ | ドライタイプ | ウェットタイプ |
カナガンは、イギリスで製造・販売をしており、過去にはエリザベス女王から表彰されたこともあります。
現在ではイギリスを飛び出し、日本を含む世界45ヶ国の飼い主に愛用され、日々愛犬の健康維持をサポートしてくれているプレミアムドッグフードのひとつです。
フードはどれもグレインフリー（穀物不使用）で、ペット先進国といわれるイギリスの中でも高い信頼と実績、そして評価を受けています。
ドライとウェットの使い分けはもちろん、ウェットをトッピングとして利用することもできるため、気分転換や愛犬の好み、目的などに合わせて活用することができるでしょう。
ドッグフードベストわんからの購入で今なら初回半額！
原材料から見るカナガンドッグフードの安全性
ここではカナガンの原材料から安全面をチェックしていきます！
- 使用している食材はヒューマングレードで高品質
- グレインフリーだから穀物アレルギーが気になる犬でも安心
- 着色料や香料といった人工添加物は一切使われていない
使用している食材はヒューマングレードで高品質
カナガンのチキンや生サーモン、生マスなどの生の食材は、全て人間が食べられるくらい安全性の高いものを使用しています。
とくにチキンに関しては放し飼いされていた鶏に限定し、新鮮なものを使用する徹底ぶりです。
ドッグフードのなかには、〇〇ミールという動物の種類や使われている部位が分からない粉状の原材料が使われていることもあります。
しかし、カナガンは家禽ミールやミートミールはもちろん、安全が疑われている4Dミートも不使用なので愛犬にも安心して与えられるでしょう。
また、パッケージに表記されている原材料の表記も分かりやすく、馴染み深い食材が多いです。
自分たちがよく知る食材で作られていることが一目で分かるのも、安心できるポイントではないでしょうか。
以下のような動物の肉に対して使われる言葉です。
全てDから始まる単語なので、4Dミートと呼ばれています。
- Dead：亡くなった動物
- Diseased：病気の動物
- Dying：瀕死の動物
- Disabled：障害がある動物
グレインフリーだから穀物アレルギーが気になる犬でも安心
ドッグフードで使用されているグレインフリーという言葉は、主に禾穀（かこく）と呼ばれるイネ科の穀物が含まれていないことをことを指します。
一例を挙げると、以下のような食材です。
- 小麦
- 大麦
- 米
- トウモロコシ
上記以外にもいくつかありますが、主にドッグフードに含まれていることがあるのは以上のようなものでしょう。
カナガンでは、例にも挙げた小麦やトウモロコシなどの食材は一切使われていません。
そのため、小麦などに対してアレルギーを持つ犬やアレルギーが心配な犬に対しても安心して与えられます。
ただし、インゲン豆やエンドウ豆、キヌアなど、イネ科以外の穀物はグレインフリーの定義から外れています。
カナガンはエンドウ豆が使用されているため、イネ科以外の穀物に対するアレルギーが気になる人は、しっかり確認してよく考えてから与えるかを決めましょう。
着色料や香料といった人工添加物は一切使われていない
カナガンには犬にとって不要な香料や着色料、合成酸化防止剤が一切使われていません。
ドッグフードで使われることがある人工添加物は以下のようなものです。
- BHA（ブチルヒドロキシアニソール）
- BHT（ジブチルヒドロキシトルエン）
- エトキシキン
- 赤色3号（エリスロシン）
- 赤色40号（アルラレッドAC）
- 青色2号（インジゴカルミン）
- プロピレングリコール
- 亜硝酸ナトリウム
- ソルビン酸カリウム
上記は一例で、他にもまだ種類があります。
しかし、一部だったとしても、ドッグフードにたくさんの人工添加物が使われていることが分かったのではないでしょうか。
人工添加物を使用する主な理由は、製造途中で加工しやすくして風味をよくし、フードを長持ちさせるためです。
使用量はペットフード安全法で上限が決められており、使用する添加物の安全性を各メーカーが確認した上で添加しています。
フードの価格にもある程度影響を与える人工添加物ですが、時にはアレルギーを引き起こす原因にもなるため十分注意してください。
カナガンは人工添加物を使用していませんが、犬の健康維持に必要なミネラルやビタミンといった栄養成分、そして保存料として使われている天然由来のビタミンEを添加しています。
理由は、ミネラルやビタミンなどの栄養は製造途中で失われやすく、食品だけでは補えないものもあるためです。
栄養成分の添加はフードの栄養バランスを整え、犬の健康維持に必要なものでもあるため、添加物だからといって一括りにせず、区別して考えるようにしましょう。
ドッグフードベストわんからの購入で今なら初回半額！
成分から見るカナガンドッグフードの安全性
カナガンの成分をみると、栄養バランスが整った「総合栄養食」だから安心して与えられることがわかります。
犬に必要な栄養は、大きく分けると以下の通りです。
- タンパク質
- 炭水化物
- 脂質
- ミネラル
- ビタミン
総合栄養食は上記のような栄養をバランスよく配合し、フードと水だけで十分健康を保てる製品に対して使われる言葉です。
ライフステージに合わせて作られているフードの場合は、それぞれの段階で必要となる栄養を加えられています。
カナガンは、ただ上記の栄養バランスが取れているのではなく、高たんぱく・高脂肪な総合栄養食なので、育ち盛りな犬や運動量の多い犬などにおすすめといえるでしょう。
また、ドライとウェット共に全年齢対応なので、子犬からシニア犬まで幅広く、そして長く食べ続けられるフードです。
とくにシニア犬になると足腰の衰えが気になってきますが、カナガンにはグルコサミンやコンドロイチンが含まれている商品もあります。
基本的な栄養バランスはもちろん、ライフステージごとに必要な栄養もしっかり摂取できるため、年齢ごとのバランスが気になる人でも安心できるでしょう。
少しでも興味が湧いてきたのであれば、この機会にぜひチェックしてみてください。
ドッグフードベストわんからの購入で今なら初回半額！
製造や品質管理から見るカナガンドッグフードの安全性
ここではカナガンの製造や品質管理から見る安全面をチェックしていきます！
厳しい基準と品質チェックをクリアしないと販売されない
製造されているフードは、欧州ペットフード工業会連合（通称・FEDIAF）と呼ばれる、ヨーロッパにあるペットフード業界団体のガイドラインを基に製造されています。
日本で採用されているAAFCOとの違いは、原材料や栄養基準だけではなく、製造工場自体にも厳しい基準が設けられている点でしょう。
まず、原材料は届いたものをそのまま使用するのではなく、一度テストをして合格したものしか使いません。
生産ラインに移動した後も品質管理官が24時間常に監視し続け、異常があった時はすぐに気が付ける体制を整えています。
また、フードが完成しても、パッキングをする前の製品テストで問題がないことを確認できないと商品として販売されません。
カナガンはこうした万全な管理体制の下で日々製造されているので、品質に偏りがなく安全性の高いフードを与え続けられます。
トレーサビリティー体制がしっかり整っている
トレーサビリティーとは、使われている原材料の産地や工場での製造過程、品質管理がどのように行われているかなどを追跡できる制度のことです。
カナガンでもこの制度を利用しているため、万が一問題があった時はパッケージに記載されているシリアル番号からすぐに確認できます。
細かい部分までしっかり追跡できる体制が整っていれば、遠く離れた場所で作られた商品であっても安心して与えられるのではないでしょうか。
ドッグフードベストわんからの購入で今なら初回半額！
カナガンドッグフードをおすすめできない犬はどんな犬？
カナガンの安全性についてみていきましたが、それらを踏まえた上でカナガンをおすすめできないのはどのような犬なのか、ここで紹介していきましょう。
運動量が少ない犬や太りやすい犬には不向き
カナガンはどの種類も高たんぱく・高脂肪で栄養価の高い食事をとることができます。
ただ、栄養価が高い分カロリーもやや高めなので、運動量が少ない犬や太りやすい犬、すでに肥満になっている犬とは相性が悪いです。
食事量や運動量で上手にバランスを取れるのであれば、調節しながら与えれば問題はないでしょう。
しかし、様々な事情で運動があまりできなかったりダイエットを考えていたりする場合は、別の選択肢を探してみてください。
中型犬から大型犬には量が少ないと感じる場合がある
中型犬や大型犬、超大型犬は体格が大きいため、食事量も多くなる傾向にあります。
カナガンの内容量は、ドライタイプだと1袋2kgなのでたくさん食べる犬だとあっという間に食べきってしまうでしょう。
そのため、体型が大きい犬と暮らす飼い主にとっては物足りないと感じてしまうかもしれません。
量が少ないのであれば、ある程度まとめ買いをする方法もありますが、カナガンは一般的なドッグフードと比べると価格が高めです。
気になる人は月にどのくらいの出費になるのか計算し、複数購入を継続できるのか実際に買い始める前によく考えるようにしましょう。
ドッグフードベストわんからの購入で今なら初回半額！
まとめ
今回は、カナガンの安全性を中心に解説しました。
フードはもちろん、製造されている工場から原材料の管理、トレーサビリティーなど、どれを取っても信頼と安全性が高いと判断できます。
大切な家族が口にするものなので不安に思うことも多いですが、ここまで徹底した管理が行われているなら試してみたいと思えるのではないでしょうか。
美味しく健康維持ができ、飼い主も安心して与えられるドッグフードを探しているのであれば、この機会にカナガンを候補のひとつに加えてみてくださいね。
ドッグフードベストわんからの購入で今なら初回半額！
